【敷金】
原状回復費用(通常の使用に伴い発生した損耗は除く)や賃料の不払いに備えて、契約時に大家さんへ預け入れるお金。賃料の1~2か月分が目安になる。一般的に原状回復費用を差し引いた金額が返却される。敷金ゼロ物件も多くあるが、その場合、「退去時クリーニング費用」や「清掃代」として初期費用や退去時特約で支払う場合が多い。
【敷引き】
退去時の原状回復費用等に充てられるお金で、返金されないもの。
ペット可物件やペットの多頭飼いの契約に多い。
【礼金】
大家さんにお礼金として支払うお金。
賃料の1か月分が目安であり、返却されないもの。
【仲介手数料】
不動産会社に仲介料として支払うお金。
仲介手数料の上限は賃料の1か月分と法律により定められている。
【保証会社委託料】
保証会社に保証料(初回保証委託料)として支払うお金。
保証会社や個人の審査状況により金額が異なり、借主は保証会社を選ぶことはできません。
初回保証委託料は総賃料の50%~80%など。
お部屋を借りる際に、連帯保証人を立てる必要がありますが、昨今、連帯保証人の代わりに保証会社を利用する不動産会社がほとんどです。
また審査により、保証会社加入の上、連帯保証人をさらにつける場合もあります。
【火災保険料】
火事や水漏れなど大きな損害に備えるための保険料。保険会社に支払う。
【鍵交換費用】
鍵とシリンダーの交換費用
【日割り賃料・管理費・自治会費】
一月分の賃料や管理費・自治会費を月の日数で割り、賃料の発生日から当月末までの日割り分を支払う。
【前家賃】
翌月分の賃料・管理費・自治会費(入居時期による)
毎月の賃料支払いで、保証会社等から引き落としされる契約の場合は「口座振替手数料」などがかかる。自治会費は地域や物件による。
その他に「ルームクリーニング費」や「24時間サポート」「消毒料」などの項目で費用がかかる場合があります。
初期費用の明細で不明な点がある場合は、不動産会社に確認することが大切です。